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循環器内科の病気

座っているだけでなってしまう病気?深部静脈血栓症、肺塞栓症

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どのような病気ですか?

肺塞栓症は肺動脈という肺の血管が血栓で詰まってしまう病気です。 ほとんどの場合足でできた血栓が肺に飛んで血管を詰まらせ肺塞栓症となります。 血栓の大きさによっては体循環に影響を及ぼし命に関わる場合もあります。

どのような原因がありますか?

足をずっと動かさない状態が続くと、足の静脈に血栓ができやすくなります(深部静脈血栓症)。具体的には整形外科手術などで動けない時間が長かった場合や、車や飛行機に長時間乗ってずっと座った姿勢を維持していた場合などは血栓ができやすくなります。 また、もともと血栓ができやすい体質の方もいます。体の別の場所に悪性腫瘍などがあり、血栓ができやすい状態になっている場合もあります。

どのような症状が出ますか?

突然息が苦しくなったり胸が痛くなったり血痰が出たりすることがあります。また心拍が早くなったり、めまいや立ちくらみを起こすこともあります。 詰まった血栓が大きい場合、体循環が破綻し意識を失ったりする場合もあります。

どのような検査がありますか?

採血検査で D ダイマーという血栓のマーカーを調べたり、血栓が出来やすい素因がないか調べたりします。また足の静脈の超音波検査で 足に血栓がないか調べます。 また血栓が大きい場合は心臓に負担がかかる場合があり、心臓エコーを行い右心室が大きくなっていないか調べます。心電図にも変化が出る場合もあります。確定診断は肺動脈の造影 CT 検査もしくは VQ スキャンという換気血流スキャンを撮像します。

どのような治療がありますか ?

①お薬による治療と②カテーテル的処置などによる治療があります。

①お薬による治療:「抗凝固剤」という血をサラサラにするお薬を使用します。 重症度が高く、命の危険がある際は「血栓溶解剤」というより作用の強いお薬を使用することもあります。

②カテーテル的処置 :カテーテルで肺動脈に詰まった血栓を除去したりします。 また足に血栓が残っている場合は、下大静脈フィルターという血栓が足の静脈から飛んで行ってもフィルターにトラップして、肺に詰まらないようにするためのフィルターを下大静脈に留置することもあります。

どのようなことに気を付けると良いですか?

長時間の車の運転や飛行機での移動の際は、 こまめに足を動かすなどの対処が有効とされています。 また家で長時間ゲームや、 パソコン作業などをしていて血栓ができる場合もありますので、適宜休憩を取って少し歩くなど足を動かすようにしましょう。

日吉かもめ内科・整形外科クリニック 杉本 洋一郎

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